一条工務店の太陽光パネル+蓄電池は元を取ることができるのか?

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太陽光発電って本当に元を取れない?

今回私は、一条工務店で家を建て、3年経過しました。そして3年経って今一度太陽光発電の現時点でどれだけ回収出来ているか?そしてこの先何年で元を回収出来るのか?それとも出来ないのか?正直この考え方で合っているのか?分からないことが沢山ある中で、私なりにまとめていこうと思います。                                            太陽光パネル 13.75kw 蓄電池 7kw 導入価格は230万円になります                               2021年度売電価格 19円/kwh 契約電気会社は中部電力になります。                   私の住む区域での年間日照時間は1975時間 全国平均日照時間は1897時間になります。

3年間の売電価格

我が家の太陽光システムが稼働し始めたのは2022年の5月からとなり、今この記事を書いているのが2025年の6月22日となり、あと少しで3年と2か月経過となります。一条工務店のアプリにて開始当初からの発電量や売電価格が分かる為まずは3年間のデータを公開したいと思います

2022年度 198,270円 2023年度 292,007円 2024年度 263,097円 2025年度 129,376円 全て合わせて、2025年6月22日時点で882,752円となりました。                      現時点で売電価格のみで導入額のおよそ38%の回収が完了していました。                    このペースであればFIT期間内の10年で売電価格だけで回収出来そうなペースに思えますが、天候の影響や、太陽光パネルは年間0.5~1%程度劣化していくそうなので売電価格だけで回収するのは厳しい様にも感じます。しかしまだ太陽光パネルには別の回収ルートがあります。

3年間の自家消費量

発電した電気を売電して回収する以外にも自家消費して電気代を節約するのも大事な利益=回収になると思いますので、この3年2か月でどれだけの電気を自家消費してきたか、こちらも一条工務店のアプリで確認出来るため、データを公開したいと思います。

                                        こちらのアプリではリアルタイムでの発電量や電気会社への売電、買電状況、蓄電池の使用状況などの確認、発電開始時からの累計の発電量や、売電量などを確認することが出来ます。           使った電気が25654kwhから買った電気16280kwhを差し引いた数字が自家消費した数字になると思いますので25654-16280=9374kwhが自家消費量になると思われます。

9374kw×27.19円=254,879円 ※27.19円=中部電力とくとくプラン 300khw~ 1kw料金    さらに1kw毎に再エネ賦課金が足される為                                     9374kw×3.08円=28,871円 ※3.08円=2022~2025の再エネ賦課金を足して4で割っています。

254,879+28,871=283,750円がこの3年2か月の自家消費で浮いた電気代に当たると思います。    売電金額も足すと882,752円+283,750円=1,166,502円                     なんと3年2か月で回収率50%に到達しました。

3年間の蓄電池による節電効果

最後にもう一つ蓄電池による節電効果も計上していきたいと思います。               我が家では中部電力のスマートライフプラン(夜とく)で契約しており、21時~翌7時までの電気代が安くなり、その代わりに10時~17時の電気代が割高になるプランとなっています。           夜間の電気代の安い時間に買電し蓄電池に充電し、その電気で電気代の高い時間帯を賄ってくれるため、かなりの節電効果が期待できます。ですが発電量や電気使用量次第では賄いきれなかった分もあったので、そのあたりも踏まえて計算してみます。                         3年2か月での総買電量16280kw ホームタイム買電量918kw デイタイム買電量7kw        ナイトタイム買電量15355kw ※1か月ずつしかグラフ表示出来なかったためデータは割愛

918kw×28.61円=26,263円 ※28.61円=ホームタイム1kw料金          7kw×38.80円=271円 ※38.80円=デイタイム1kw料金             15355kw×16.52円=253,664円 ※16.52円=ナイトタイム1kw料金              26,263円+271円+253,664円=280,198円

スマートライフプラン(夜とく)では16280kwを280,198円で買電した結果になりました。             では中部電力のとくとくプランと比較したいと思いますが電気使用量の区分で料金が変わる為     16280kwを38ヵ月で割って1か月平均で比較しようと思います。

16280kw÷38ヵ月=428kw/月                                 120kw×21.7円=2,604円 ※21.7円=120kwまでの1kw料金                        180kw×25.67円=4,620円 ※25.67円=120kw~300kwまでの1kw料金                    128kw×27.19円=3,480円 ※27.19円=300kw~の1kw料金                         2,604円+4,620円+3,480円=10,704円×38ヵ月=406,752円

中部電力のとくとくプランでは16280kwを406,752円で買電した結果になりました。                     406,752円-280,198円=126,554円の差額が発生したと考えられます。(再エネ賦課金、基本料金は考慮していません)

売電額、自家消費と足すと1,166,502円+126,554円=1,293,056円                     回収率は3年2か月で56%になりました。

最後に

今回の検証で私の考え方では現時点で56%回収済 6年~7年目までに原資回収出来ると思います。

もちろん途中で故障等リスクもある為、絶対ではありません。それでも災害に備えながらも、十分に元を取れる可能性があるなら魅力的なのではないでしょうか。               2025年時点のFIT単価は15円になっており、一条工務店の太陽光パネル、蓄電池の値段も変動している事かと思います。それでも導入したいと思うかどうか、この記事を参考にして頂ければ幸いです。

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